- 目次
- ・前書き
- ・ブルゴーニュ市場 – 要約
- ・2022年に目立ったブルゴーニュの生産者
- ・ドメーヌ・アルヌー・ラショー
- ・カルトワインインベストメント 投資パフォーマンス
- ・ブルゴーニュ 2021年 ヴィンテージ
- ・2021年ヴィンテージに対する見解
- ・ブルゴーニュワインの展望
- ・カルトワインインベストメント投資手法
- ・カルトワインインベストメントの展望
- ・カルトワインズでワイン投資を始めるには?
前書き
世界中のワイン愛好家の間で比類のない人気を誇り、最高のテロワールを備えたブルゴーニュワインは、高級ワインの頂点であり続けています。この世界的な人気は高い収益性の投資につながり、この地域のワインは、他の高級ワイン市場を圧倒するほどの巨額の利益を出し続けています。
2021 ヴィンテージの販売は、ブルゴーニュへの最新の投資機会です。ただし、生産量が少なく、供給不足であり、投資家は過去のヴィンテージを購入する機会に注意を払う必要があります。このブルゴーニュ 2021 アン プリムール(先物市場) レポートでは、ブルゴーニュワインに対する市場分析を行い、弊社のアプローチとポートフォリオ マネージャーが注目しているポイントを明らかにします。
ブルゴーニュ市場 – 要約
2022 年はブルゴーニュにとって素晴らしい年でした。カルトワインズ ブルゴーニュ 指数は2022 年に31.31% 上昇し、各地域指数の中で最高の成績を収めました。前年の2021 年も年間22.05% 上昇しました。下記 図 1 から最近の急増は明らかですが、実はブルゴーニュの投資結果の良さは、さらに昔からであるということも解ります。
図1 カルトワインズ地域指数 – 2017年12月31 - 2022年12月31

ディスクレーマー:過去の収益は将来の収益を保障するものではありません
ブルゴーニュワインの成功の要因 – プレミアとグラン クリュクラスの希少性と、国境や購入者のタイプを超えた比類のないブランドの威信が組み合わされています。2022年の最終月に上昇ペースが鈍化したにもかかわらず、ブルゴーニュは第4四半期に1.43%のリターンを達成し、依然として高い投資利益をもたらすの地域の1つです。
Leroyのような象徴的な銘柄が、ブルゴーニュの莫大な収益の源であることはよく知られています。 しかし、過去1年間のこの地域の成長は驚くほど多様であり、押し並べてほぼすべての生産者で力強い結果を示しています。

2022年に目立ったブルゴーニュの生産者
2021年12月31日から2022年12月31日までの平均リターン
象徴的な生産者 | |
1. Domaine Leroy, Savigny-les-Beaune Premier Cru, Les Narbantons | 100.2% |
2. Emmanuel Rouget, Nuits-Saint-Georges | 97.4% |
3. Domaine Armand Rousseau, Gevrey-Chambertin Premier Cru, Les Cazetiers | 84.1% |
一級生産者 | |
1. Domaine Georges Mugneret Gibourg, Nuits-Saint-Georges Premier Cru, Aux Chaignots | 103.0% |
2. Jean-Claude Ramonet, Chassagne-Montrachet Premier Cru, La Boudriotte Blanc | 98.1% |
3. Pierre-Yves Colin-Morey, Meursault Premier Cru, Perrieres | 85.9% |
二級生産者 | |
1. Domaine Arnoux-Lachaux, Nuits-Saint-Georges Premier Cru, Les Proces | 603.9% |
2. Domaine Arnoux-Lachaux, Vosne-Romanee | 488.7% |
3. Domaine Arnoux-Lachaux, Nuits-Saint-Georges, Rouge | 440.7% |
新進気鋭生産者 | |
1. Marc Colin et Fils, Saint-Aubin Premier Cru, En Remilly | 58.3% |
2. Domaine Coquard Loison Fleurot, Clos Saint-Denis Grand Cru | 56.8% |
3. Domaine Henri Boillot, Puligny-Montrachet Premier Cru, Clos de la Mouchere | 48.0% |
ディスクレーマー:過去の収益は将来の収益を保障するものではありません
ドメーヌ・アルヌー・ラショー
最新のスーパースター
ドメーヌ・アルヌー・ラショーのワインが記録した高い投資リターンは、あまり名の知られていない生産者でも、注目される可能性があるということを示しています
アルヌー・ラショーは、若きワインメーカー、シャルル・ラショーの技術と、エシェゾーやロマネ・サンヴィヴァン・グラン・クリュの区画を含むトップクラスのブドウ畑を所有していることから、新進気鋭の生産者カテゴリーに属していました。それ以来、シャルルがゴールデンヴァインズ ワールド ベスト ライジング スターアワード2021を受賞し、エマニュエル マクロン大統領の支持を得たことで、知名度は急上昇しました。現在、Tier 2カテゴリーに属しています。

カルトワインインベストメント 投資パフォーマンス
カルトワインインベストメントが投資を行ったブルゴーニュワインの投資パフォーマンスは、市場のベンチマークであるCWI指数よりも高いリターンを達成しました。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
CWI指数 | 33.5% | 80.5% | 137.7% |
CWブルゴーニュ指数 | 31.3% | 70.1% | 97.7% |
ディスクレーマー:過去の収益は将来の収益を保障するものではありません。
この地域での好パフォーマンスの多くは、さまざまな生産者カテゴリーのワインを含む多様な投資手法に由来しています。2021年のブルゴーニュの高騰は、主に象徴的な生産者で権威あるプレミアとグラン・クリュからのものでした。ただし、Tier 1 および 新進気鋭生産者 カテゴリは、2020 年の EP キャンペーン以来、過去 1 年間で最大の収益を上げました(図 2参照)。まだ多くが注目していない新進気鋭の生産者からはワインを大量に調達することも容易であり、ブルゴーニュのポートフォリオの重要な構成要素となっています。
図2 – 利益の多様性

ディスクレーマー:過去の収益は将来の収益を保障するものではありません
ブルゴーニュ 2021年 ヴィンテージ
すべてのブルゴーニュワインが人を感動させるわけではありません。真のブルゴーニュ愛好家は、気温が低かった数十年前のブルゴーニュを思い出させるワインを高く評価する傾向が見られます。また、ある年全体の評価が好ましくない時でも、技術を感じさせる生産者がつくるワインや、テロワールのニュアンスを強調するワインもブルゴーニュを評価する上で重要な基準となります。
- 「2021年ヴィンテージは、生育期における芳しくない天候により多くの生産者が、肉体的にも精神的にも厳しい状況でしたが、いざ蓋を開けてみると、驚くほど良いワインが仕上がりました。ある意味、天候からは全く説明できません。しかし、味わってみると、厳しい天候に見舞われながらも多くの人が勝利をつかんだ正当な理由がわかります。」
ニール・マーティン Vinous - 「いくつかのぶどう生産者は、2021年のブルゴーニュは、気候変動による影響を受ける前に生産されたブルゴーニュを彷彿とさせるヴィンテージになる可能性が高いと指摘しました。」
ジャンシス・ロビンソン - 「私は今年初めに多くの 2021 を樽から試飲しました。最近もまた試飲したのですが、それらは、驚くべきレベルのブルゴーニュワインの特質をもち、この 1 年で更にその特性が感じられるようになりました。」
アンドレア・マリーノ Cult Wines

2021年ヴィンテージに対する見解
希少性
2021年における生育期の霜や、雨の多かった夏は、ブドウの生産量を減少させました。下記の図は生産量をあらわしていますが、一部の地域では、前年比で 50% ~80% の減少が報告されています。この影響で、ある生産者は特定のグランクリュをリリースしないと発言しています。この希少性要因は、バイヤーにとってより大きな供給減少を意味し、このヴィンテージ及びバックヴィンテージにも同様に価格上昇圧力を及ぼすと考えています。
2021 | 2022 | 5年間平均 |
---|---|---|
< 1mヘクトリットル | 1.75mヘクトリットル | 1.43mヘクトリットル |
赤ワイン:予想以上の高値
コート・ド・ニュイは全体的にコート・ド・ボーヌよりもパフォーマンスが良く、これは2021年の赤が白よりも安定していることを示しています。2020年と比べると、新しい2021年は若くても飲みやすいですが、評価の高いブドウ畑から生産されたものは印象的な複雑さと洗練さが感じられます。アルコール度数も、近年増えているアルコール度数14% のワインではなく、この地域だからこその「伝統的な」13%前後のレベルに戻りました。
白ワイン – 高値・安値混在
2021 年の白ワインは、典型的なブルゴーニュ ブランと言えるでしょう。気温が低いため、熟成が遅くなり、生き生きとした酸味とフレッシュさとともに、口の中に素晴らしいフレーバー広がります。しかし、コート・ド・ボーヌは天候の変化により最悪の被害を受け、シャルドネの生産量は最大の打撃を受けました。酸度が高すぎると、ワインの風味の変換が過剰になり、品質が低下するケースもありました。

ブルゴーニュワインの展望
要約
「偉大なブルゴーニュ ワインは、投資するのに最適な高級ワインです。需要と供給の不均衡とブルゴーニュの世界的な名声により、価格は今後数年で上昇することが見込まれています。ただし、2021 年は価格が既に高い水準にあり、その上昇が鈍化の傾向を見せているため、近年と比較して投資タイミングの判断が困難になるかと思います。
オリヴィエ・ストーブ カルトワインインベストメント 最高投資責任者
そこでカルトワインズでは品質と実績のある生産者をターゲットにしています。また、保有ワインのエクスポージャーのバランスを取り、長期的なパフォーマンスを確保するために、新しい 2021 ヴィンテージと並んで最近のバック ヴィンテージにも注目しています。」
カルトワインインベストメント投資手法
少量生産で価格圧力が高まる
特定の生産者がつくる2021 ヴィンテージを求めるバイヤーは、生産量が少ないことに起因し熾烈な価格競争に巻き込まれ、ワインの今後の高いリターンにつながる布石になると考えています。バイヤーはまた2021ヴィンテージだけで需要を満たすに十分なワインが仕入れられない可能性があり、バック ヴィンテージの価格上昇圧力にも繋がる可能性があると考えています。
正しい選択をする重要性
2021 の生産量が少なく、全体的にブルゴーニュの価格が高騰していることから、一部の生産者は新しいワインを近年よりも高い価格でリリースすることが予測されています。希少性がパフォーマンスの可能性を高める一方で、リリース価格の上昇は、特に厳しいマクロ経済的背景を考えると、一部のワインにとって短期的には価格の下落要因となる可能性があります。
多様性
多様性とは、ブルゴーニュの生産者カテゴリーだけでなく、さまざまなヴィンテージに目を向けることを意味します。2021 ヴィンテージの希少性により、バイヤーへの購入できる割当てが制限されることになりますが、そういった状況下では、高品質且つ高い需要の可能性を兼ね備えたワインを優先して選択を続けることがより重要となります。
長期的投資の視野
ブルゴーニュは、ワイン愛好家、コレクター、投資家の間で長期に渡り高い名声と多くの支持者がいるという点で確率した地位を得ています。そのため、供給需要の不均衡が組み込まれているため、現在の価格高騰が一時緩和したとしても、新しい 2021ヴィンテージとバック ヴィンテージは、数年間でかなりの益を実現できるはずです。

カルトワインインベストメントの展望
象徴的な生産者
希少性に加え比類のない高品質、そして幅広い知名度により、下記表におけるブルゴーニュワインは値段が崩れにくい商品となっています。希少性の高い著名な生産者におけるブルゴーニュワインは、市場の短期的な変動を克服し、優れた長期的投資のパフォーマンスをもたらすと考えています。
アルマン・ルソー | ロマネコンティ | ジャック・フレデリック・ミュニエ |
ビゾ | デュ・コント・リジェ・ベレール | ルフレーヴ |
セシル・トランブレイ | デュジャック | ルロワ |
コシュ・デュリ | エマニュエル・ルジェ | プリューレ・ロック |
ドーヴネ | ジョルジュ ルーミエ | シルヴァン・カティアール |
アンリ・ジャイエ |
カルト・ワイン・インベストメントおすすめ:象徴的な生産者
プリューレ・ロックClos de Vougeot Grand Cru +15.3%
(Wine-Searcher worldwide pricingによる参照可能な全てのビンテージの平均収益を参照)
プリューレ ロックは、他の象徴的なブルゴーニュの生産者と比較して優れた価値を提供します。厳しい品質基準により、生産量は通常、グラン クリュ AOC 規制で許可されている最大量の約半分であり、過去 1 年間の優れた投資結果に貢献しています。(過去 7 ヴィンテージの平均 52.0%)。
「1本はまだ 1,000 ポンド未満であり、ブルゴーニュ市場において投資しやすい価格帯にあると考えています。地域的にも生産者によっても生産量が低いため、旺盛な需要と希少な供給面での不均衡が継続し、価格のさらなる上昇を後押しするはずです。」
クレーグ・デヴォー CWポートフォリオマネジャー


第一級生産者
これらのワインは前ページの象徴的な生産者の次に評価を受けています。象徴的な生産者が作るブルゴーニュワインよりも手頃な価格で、長期的な成長が期待できます。
アラン・ユドロ・ノエラ | エティエンヌ・ソゼ | オリヴィエ・バーンスタイン |
アンヌ・グロ | フランソワ・ラマルシュ | ペロ・ミノ |
ベルナール・デュガ・ピィ | ジョルジュ・ミュニュレ・ジブール | フィリップ・パカレ |
ボノー・デュ・マルトレイ | ギレーヌ・バルト | ピエール・ダモワ |
クロード・デュガ | グロ・フレール・エ・スール | ピエ―ル・イヴ・コラン・モレ |
クロ・ド・タール | ユベール・リニエ | ポンソ |
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ | ジャック・プリウール | ロベール・グロフィエ |
ドゥ・ラ・ヴジュレ | ジャン・グリヴォ | シルヴィ・エモナン |
ドニ・バシュレ | ジャン・クロード・ラモネ | ティボー・リジェ・ベレール |
ドニ・モルテ | ジョゼフ・ドルーアン | トラペ ペール エ フィス |
デュージェニー | ジョセフ・ロティ | メオ・カミュゼ |
ルシアン・ル・モワンヌ |
カルト・ワイン・インベストメントおすすめ:第一級生産者
リシュブール ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ グランクリュ +32.5%
(Wine-Searcher worldwide pricingによる参照可能な全てのビンテージの平均収益を参照)
リシュブール グラン クリュはブルゴーニュ市場のほぼ頂点にあり、信じられないほど希少です。約 15 の生産者のみが、この 8 ヘクタールの小さなブドウ園から定期的にワインを作り、厳しい収量制限の中、生産を行っています。
「リシュブールのワイン、特に我々のお気に入りのドメーヌAFグロを1 本 1,000 ポンド以下で見つけたら購入を検討する価値があるといえます。他のリシュブールワインよりも平均価格が低いため、A.F. Grosの2021年とバックヴィンテージは投資に向いていると考えます。」
ニール・ソーン CWポートフォリオマネジャー

図3 – A.F. Gros とリシュブールワインの価格比較


第二級生産者
これらの生産者は、第一級および象徴的なカテゴリーと比較して知名度が低いケースがあり、その結果投資コストパフォーマンスが良く、投資後も価格が伸びる余地が他と比べて多くあるといえます。
アルロー | デュロシェ | モンジャール・ミュヌレ |
アルヌー・ラショー | アンリ・グージュ | ポール・ペルノ |
ブシャール・ペール・エ・フィス | ジャン・ジャック・コンフュロン | フィリップ・コラン |
ブリュノ・クレール | フェヴレ | ピエール・モレ |
コント・アルマン | ラ・プース・ドール | ロシニョール・トラペ |
ラルロ | ルイ・ジャド | シモン・ビーズ |
ド・モンティーユ | マルキ・ダンジェルヴィーユ | トプノ・メルム |
ドルーアン・ラローズ | ミッシェル・ラファルジュ | ヴァンサン・ダンセール |
カルト・ワイン・インベストメントおすすめ:第二級生産者
ピエール・モレ バタール・モンラッシェ +20.4%
(Wine-Searcher worldwide pricingによる参照可能な全てのビンテージの平均収益を参照)
「500 ポンド以下のバタール モンラッシェのボトルは、ブドウ畑の知名度と小さなサイズを考えると投資対象として検討する価値があります。ピエール・モレのバタール・モンラッシェは、一貫して良いスコアを品評会で出しており、この地域の他の生産者と異なり低い価格帯で投資することができるワインであり、抜群のコストパフォーマン銘柄としておすすめです。」
CW ポートフォリオマネジャー Kenneth Yeong



新進気鋭生産者
この生産者グループは、エネルギーに満ちており、ブルゴーニュの未来の素晴らしさを示しています。その多くは今でもこの地域で最も価値のあるワインを提供しています。すべてのワインの価格が高騰するわけではありませんが、最近のドメーヌ アルヌー ラショー (以前は新進気鋭で、現在は第二級) のように、生産者が国際的に認知された場合に見られる価格の高騰は、このグループへの十分な投資の可能性を示しています。
アントワーヌ・ジョバール | ジョルジュ・ノエラ | ローネイ・オリオ |
バンジャマン・ルル | ハイツ・ロシャルデ | マルク・コラン・エ・セ・フィス |
ベルトー・ジェルベ | アンリ・ボワイヨ | マーク・ハイスマ |
シャルル・ヴァン・カネイ | ジャン・タルディ | トーズ |
コカール・ロワゾン・フルーロ | ジャン・マルク・ミヨ | トルトショ |
フランソワ ベルトー | ミッシェル・マニャン | ヴァンサン ジラルダン |
フランソワ・カリヨン |
カルト・ワイン・インベストメントおすすめ:新進気鋭生産者
ピエール・ジラルダン CLOS DE VOUGEOT +55.9%
(Wine-Searcher worldwide pricingによる参照可能な全てのビンテージの平均収益を参照)
まだ20代のピエール・ヴァンサン・ジラルダンは、ブルゴーニュの真の新星であり、2017年のヴィンテージでワイン界に最も大きな印象を与えました。ブルゴーニュのワイン醸造家の13代目として、彼の血統とその若さでの知名度は、投資対象としての魅力を物語っています。
「ピエール・ヴァンサン・ジラルダンのワインは、より知名度の高い他のブルゴーニュの生産者と比べていまだに低価格帯であり、市場での存在感が高まり続けています。そのため、今後も価格は上昇し続ける可能性があります。昨年の EP で購入した Clos de Vougeot Grand Cru2020 の価格は 2 倍以上になり (2022 年 2 月 28 日から 12 月 31 日までのリターンは +105.6%)、投資収益ランキングトップ10に入りました。」
CW ポートフォリオマネジャー Stanislava Zvolinskaya

バックヴィンテージ
気候の影響で2021 年ヴィンテージの販売は過去数年で見て低い水準にある一方で、旺盛なブルゴーニュワイン需要に答えるために2021年以前のワイン(バックヴィンテージ)で需要を満たそうとする動きは活発化するでしょう。さらに、多くの生産者は、在庫保持を控えているため、新しいヴィンテージとともに通常よりも多くのバックヴィンテージ ワインをリリースする可能性が高いと思われます。これらのワインの中で相対的に投資収益機会の高いワインを探すことにより投資パフォーマンスを高めることが可能です。
ポートフォリオ マネージャー Lena Lu は3つのワインに関して注目しています。
- アルマン・ルソー Gevrey-Chambertin Premier Cru, Clos Saint-Jacques
- トラペ ペール エ フィス Chambertin Grand Cru
- ジャック・フレデリック・ミュニエNuits-Saint-Georges Premier Cru, Clos de la Marechale Rouge

「多くの投資家が2021年のヴィンテージが不足すると予想しているため、第一級生産者以上のバックヴィンテージに対して注目が集まっています。象徴的な生産者の中でもアルマン・ルソーのパフォーマンスは好調ですし、ジュヴレシャンベルタン プルミエ クリュ クロ サン ジャック 2015の価格は、過去 5 年間で 2 倍以上になりました。象徴的な生産者とは別のクラスではトラぺとムニエなどが強いブランド力により好パフォーマンスを見せています。」
CWポートフォリオマネジャー Lena Lu, CFA

カルトワインズでワイン投資を始めるには?
- 1. 最低投資金額はGBP25,000.00ポンド(約400万円)からポートフォリオの構築が可能です。
- 2. 日本人専任のポートフォリオコンサルタントにお問い合わせフォームからご相談ください。
- 3. お客様のリスク許容度に応じてポートフォリオをご提案いたします。
- 4. 着金日をもって、お客様の運用が開始となります。
過去の収益は将来の収益を保障するものではありません。ワイン市場やその他のマーケットの変動により、損失が生じるおそれがあります。取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお取引くださるようお願い致します。計算は英国ポンドが利用されており、どの通貨を使うかにより計算結果は変動します。カルトワインインデックスは計算上の数字でありお客様の支払われる2.95% to 2.25% の手数料を含んでおりません。またそれぞれのお客様のリスク許容度に応じたポートフォリオを構築しており、上記の数字はお客様の最終的な運用益を保証するものではありません。