- ワイン投資のメリットと日本の税制度
- 1. 高級ワイン投資市場の成熟
- 2. 時が過ぎるとともに高まるワインの価値
- 3. 株・債券の値動きとは低い相関性
- カルトワインズでワイン投資を始めるには?

1. 高級ワイン投資市場の成熟
売りたいときにいつでも売れ、買いたい時にいつでも買える市場の整備が進むにつれ、ワイン市場への投資がオルタナティブインベストメントを構成する1つの資産クラスとして認識されてるようになってきました。潤沢な流動性と価格の透明性の向上は、機関投資家だけでなく個人投資家まであらゆるレベルの投資家が利益を得ることができるインフラが整備されてきました。Liv-exの設立とともに、流動性の拡充と価格の透明性が担保され、またインフレに強い側面から高級ワイン投資が着目されています。
用語解説
ライベックスとは何ですか? Liv-ex (London International Vintners Exchangeの略称)
2000年英国にてJames Miles and Justin Gibbsが立上げた世界のワイン取引のための市場。スタートアップ企業から伝統ある業者まで世界560以上もの企業が会員として登録されている。近年高級ワインのための参照価格としても注目を浴びている。流動性確保のための市場の整備と価格の透明性という部分で大きな役割を果たすと共にカルトワインズでもLiv-exの価格データを基に様々な分析レポートが提供されています。
2. 時が過ぎるとともに高まるワインの価値
年が経つにつれ高級ワインは消費され本数が少なくなります。またヴィンテージワインに代表されるように高級ワインの価格は質が向上すれば、価格が上がるというプラスの相関あります。ワインの価格が長期的観点で安定的に右肩上がりになると言われているのは、需要に対し、供給数は減少する一方で増えることはないので希少性が増す事に根拠があります。また経済大国として中国の出現、アジア全体の新興市場からの需要、およびBRICs経済が高級ワインに対する需要を加速させています。
3. 株・債券の値動きとは低い相関性
高級ワインへの投資は従来の伝統的な市場の収益よりも高い安定性を提供します。ここでいう安定性とはドローダウン(マーケットが予想と反した動きをした時の最大の含み損の割合)が低いこと、さらにボラティリティ(価格変動の割合)が伝統的な資産クラスより低い事を指します。さらに株・債券などの伝統的な資産クラスとの非常に低い相関関係は、投資ポートフォリオを多様化し、リスクを低減させるための重要な要因となります。米国の消費者物価指数に代表されるように世界で高インフレの経済が予測される中、高級ワインへ投資するタイミングとしては良いタイミングの1つだと見込まれています。
4. 現物投資の有効性とワインの保管方法の透明性
高級ワインへの投資は新しい概念ではありません。売りたいときにいつでも売れ、買いたい時にいつでも買える市場の整備が進むにつれ、ワイン市場への投資がオルタナティブインベストメントを構成する1つの資産クラスとして認識されてるようになってきました。潤沢な流動性と価格の透明性の向上は、機関投資家だけでなく個人投資家まであらゆるレベルの投資家が利益を得ることができるインフラが整備されてきました。
5. 日本のワイン投資に対する税制度
日本のワイン投資に対する税制度は、現物投資型の場合、ワイン売却時の利益は譲渡所得に区分され、総合課税の対象となります。譲渡所得の金額は、譲渡価格から取得費及び、売却費用並びに特別控除額最高50万円を控除して計算しますが、所有期間が5年を超えている場合、譲渡所得の金額の2分の1が総合課税の対象となります。通常のワインファンドの場合は一般的に、売買手数料の他、運営報酬と、成功報酬、保管手数料、鑑定費用等がかかるのに比べカルトワインズではお客様に寄り添った、明快な費用体系となっています。詳細は専任ポートフォリオマネージャーまでお問い合わせください。
カルトワインズでワイン投資を始めるには?
- 1. 最低投資金額はGBP25,000.00ポンド(約400万円)からポートフォリオの構築が可能です。
- 2. 日本人専任のポートフォリオコンサルタントにお問い合わせフォームからご相談ください。
- 3. お客様のリスク許容度に応じてポートフォリオをご提案いたします。
- 4. 着金日をもって、お客様の運用が開始となります。