カルトワインズ社 会社概要
カルトワインズはオルタナティブ投資の資産クラスとしてワインに着目し、2007年、トム・ギアリングと フィル・ギアリングにより英国で創業されました。ロンドン、ニューヨーク、トロント、シンガポール、 香港、上海にオフィスを構えます。 本ページは英企業カルトワインズ(https://www.cultwines.com)の日本語公式サイトです。
カルトワインインデックス当該期間損益CAGR
2023年第2 四半期-2.20%-
1年+1.89%-
3年+34.69%+10.44%
5年+35.12%+6.21%
伝統的資産クラスとの比較2023年第2 四半期損益
S&P 500+8.74%
米国債券 iShares7-10y Treasury bond index-2.54%
NASDAQ+13.05%
Gold (USD/oz)-2.46%

高級ワインの購入や投資する際に見るべきヴィンテージチャートとは

ヴィンテージチャートとは?

ワインの出来栄えは、その年に生産されたブドウの良し悪しの影響を大きく受けます。
海外のワイン評価誌などが毎年の各生産地のブドウ生産の良し悪しを評価し、点数をつけています。
これをヴィンテージチャートと呼びます。

中でも有名なのが「Wine Spector(ワインスペクター)」が発表するヴィンテージチャートですが、残念ながら英語しかありません。

この記事ではWine Spectorのヴィンテージチャートを参照しながら、その評価方法や見方について日本語で解説します。

参照:Wine Spector(ワインスペクター)のヴィンテージチャート

ヴィンテージチャートの評価軸

Wine Spectorの編集者が世界中のワイン生産地へ赴き、何百ものワインを調査、試飲しています。
その上で、大きく以下3つの軸で評価をしています。

評価軸1:スコア(Score)

発売前のまだ樽の中にあるワインを調べて、100点満点で評価してあります。
5点ごとにスコアリングされており、以下の6段階で評価されています。

スコア評価概述
95-100Classicものすごく良いワイン
90-94Outstanding優れたワイン
85-89Very good特に良いワイン
80-84Good良いワイン
75-79Mediocre飲めるが少しの欠陥あり
50-74Not recommendedおすすめしない
ヴィンテージチャートの評価軸1:スコア

評価軸2:熟成のタイミング(Drink recommendation)

どれくらい熟成させれば飲み頃になるかを示します。
以下5種類の評価があります。

評価概述
Drink今すぐ飲んで良い。これ以上熟成しても変わらない。
Holdもう少し熟成が必要。適切に保管すれば更に味がよくなる。
Drink or Hold今すぐ飲んでも良いが、熟成させれば更に良くなる可能性有り。
Past Peakピークは過ぎてしまっている。
NYRNot Yet Reviewedの略で評価できない。
ヴィンテージチャートの評価軸2:熟成のタイミング(Drink recommendation)

評価軸3:説明(Description)

その他ワインの特徴や個性を説明したものです。

ヴィンテージチャートの見方

Wine Spector(ワインスペクター)のヴィンテージチャートへアクセスすると、まずは地域を選択できます。

ここではフランスを選んでみましょう。

するとこのようにフランスにある各生産地を更に選択できます。
ここでは「Bordeaux/Left Bank Reds」を選択します。
※Bordeauxはボルドーを指します。ボルドーというエリアはジロンド川という川で東西に分かれており、その西側(左岸)をLeft Bank Redsと呼んでいます。メドック地区やグラーヴ地区がこの中に含まれます。

参考記事:ボルドー?シャトー?ブルゴーニュ?ロマネ・コンティ?|高級ワインの言葉を整理

Bordeaux/Left Bank Redsの評価が時系列で並んでいます。

左から上述した評価軸

  • Vintage(年数)
  • Score
  • Drink Window(Drink recommendation)
  • Description

が並んでいます。

例えば2020年はScoreは91-94とOutstanding(上から2番目)の評価で、まだレビューがされていないのでNYRとなっています。
2018年のScoreは96でClassicという最高評価、Drink WindowはHoldなのでもう少し熟成させるべきという評価がされています。

ヴィンテージチャートの注意点

このヴィンテージチャートは多大な労力をかけて生成されています。
各生産地域の気象情報、生産者へのインタビュー、ブラインドテイスティング(ワインボトルを布などを覆いワインの情報を隠した状態で、テイスティングをおこなうこと)などを行い、総合評価されています。従ってどのエリアの、どの年代のワインが良いのか判断する際、大いに参考になるでしょう。

しかし、これらの評価は単純な公式があるわけではなく、良い意味でも悪い意味でも属人的要素が含まれます。
各ワインにはヴィンテージごとのスタイルに違いがあり、評価が良くなかった年でも実際に熟成させると良い出来栄えだったと言うワインもあります。ヴィンテージチャートはあくまでもひとつの参考指標として見ると良いでしょう。

カルトワインズでワイン投資を始めるには?

  • 1. 最低投資金額はGBP25,000.00ポンド(約400万円)からポートフォリオの構築が可能です。
  • 2. 日本人専任のポートフォリオコンサルタントにお問い合わせフォームからご相談ください。
  • 3. お客様のリスク許容度に応じてポートフォリオをご提案いたします。
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