- 代替投資が注目されている3つの理由 (英語原文レポートはこちら)
- 1. 低ボラティリティ且つ安定的な運用を実現
- 2. 物価上昇・インフレーションに対するリスクヘッジ
- 3. 資産分散効果
- カルトワインズでワイン投資を始めるには?
1. 低ボラティリティ且つ安定的な運用を実現
下記グラフは
上段:Annualised volatility = 年間の価格変動率
下段:Annualised return = 年間損益
を表したグラフです。(期間は2005年から2021年の16年間)
上から順番に米国株式指数の代表S&P500、金、米国債券、商品、そしてワインに対する投資を表しています。


ボラティリティーという言葉は価格の変動率を表し、これはプラスにもマイナスにも作用します。
株や商品といった資産クラスは歴史的に見て乱高下するためボラティリティーは高く、債券などの資産クラスは安定しているためボラティリティーは低くなります。つまり低ければ低いほど価格変動が安定していることを示す指標です。
それに対し、下段の年間収益は高ければ高いほど利益が出ていることを表します。
改めてグラフを見てみると、株や金を始めとした商品市場は非常に価格変動が激しくハイリスクハイリターンの資産クラスだという事が理解できます。債券は変動は少ないものの、収益にやはり難があります。ワイン投資に対する数字を見てみると、いかに価格変動が安定し且つプラスの収益を長期にわたって出していることがこのグラフから理解することができます。
2. 物価上昇・インフレーションに対するリスクヘッジ
インフレ対策としての資産ポートフォリオに株式などのリスク資産が60%、安全性の高い資産で40%構築といったアロケーションであるといった考えがあります。
しかし本当にそうでしょうか?
様々なことが急速に変化するこの時代において、世界の賢い投資家たちはリスクの軽減、インフレへの対策、そしてなにより高い投資収益率(ROI)を得るため、高級ワインをはじめとしたオルタナティブ資産を持ち始めています。
“オルタネイティブ資産(代替投資資産クラス)”という言葉はあまり聞き慣れないので新しい概念かと思われますが、そのコンセプトはそこまで奇をてらうものではありません。
古くは1800年代まで遡ることができ、個人投資家が産業革命時代に、あるプロジェクトに出資したのがその始まりです。現在では、オルタネイティブ資産という言葉にはプライベート・エクイティ(PE)や商品、不動産や高級ワイン(ファインワイン)といった広範囲な資産を指しています。
また、これらのオルタネイティブ資産への投資シェアは成長しています。ロンドンに本拠地を置くConnection Capitalの資料によると、2018年の中頃から、66%の富裕層顧客がそのポートフォリオの10%をオルタネイティブ資産へと配分しています。そして残りの34%の顧客も12ヶ月以内にオルタネイティブ資産へ投資をする、と答えています。
世界全体で広がるインフレ下において、実物資産投資である高級ワイン投資が注目を集めています。
3. 資産分散効果
投資対象を組み合わせるだけでということではありません。これらの資産は同じ金融システム上にあるため「システミックリスク(ある金融システムの機能不全が他の金融システムにも波及、連鎖し甚大な問題を引き起こすこと)」の脅威にさらされているからです。高級ワイン(ファインワイン)のような収集心をくすぐる一部のオルタナティブ資産は、このような金融システムとは異なり、株式・債券投資との相関性が低いため、リスク低減による分散投資が可能です。
カルトワインズでワイン投資を始めるには?
- 1. 最低投資金額はGBP25,000.00ポンド(約400万円)からポートフォリオの構築が可能です。
- 2. 日本人専任のポートフォリオコンサルタントにお問い合わせフォームからご相談ください。
- 3. お客様のリスク許容度に応じてポートフォリオをご提案いたします。
- 4. 着金日をもって、お客様の運用が開始となります。